『デジタル一眼買おうかな・・・・・。その4。』
今回はフジの「FinePix S3pro」のお話です。キャノンとニコンがアナログカメラ界で世界を代表する会社なのに対し、フジはマイナー。フィルムのメーカーとしては圧倒的な知名度ですが、アナログカメラではコンパクトカメラが主体。一眼もあることにはあるのですが、知名度は最低ランク。そのフジのデジタル一眼も微妙なラインで、コンパクトの売りゆきが好調なのに対し、デジタル一眼もマイナーな製品です。
このカメラの特徴は色の表現が綺麗なことで、好き嫌いは分かれる所ですが、華やかな感じになります。画素数は617万画素CCDを2基搭載した1230万画素。純粋な1200万画素ではないので、ニコンやキャノンの1200万画素機には劣るのですが、それでも「20D」や「D70」よりは綺麗です。また、縦撮り向けの大型ボディのため、オプションでバッテリーグリップを買う必要が無いのも魅力。ハード自体はニコンの技術を用いているため、レンズやフラッシュもニコン製を使用。ペンタックスたコニカ・ミノルタよりは拡張性が高いですね。
では欠点が無いのかといえば、やっぱりあります。まず、連射速度が圧倒的に遅いです。キャノンの「20D」が1秒間に約5コマ、ニコンの「D70s」でも約3コマの撮影が可能なのに対し、「S3pro」は約1.5コマしか撮れません。これではモータースポーツやスポーツでの使用は難しいです。色の鮮やかさを生かしたポートレート向きのカメラですね。また、価格が高いのも難点。見積もり価格はボディが21万5000円で、「D70」の標準レンズとフラッシュを付けた総額では28万3000円にもなってしまいます。ボディの21万5000円は、キャノンの「20D」にEF17-85mmのレンズを付けたセットと同じ価格。バッテリーグリップが必要無いとはいえ、総額で2万5000円の価格差は大きいです。画質、キャラクターを考えると微妙な値段設定ですよね。せめて「20D」と同程度ならイイのに・・・・・。
と、ここまで候補3機の感想と説明をしてきましたので、明日はいよいよ考察編です・・・・っと言いたいのですが、デジカメのお話が続くので、明日は別のお話をしたいと思います。あわてない、あわてない。一休み、一休み。
『デジタル一眼買おうかな・・・・・。その3。』
デジカメのお話も今回で3回目。今日はニコンの普及機「D70」と「D70s」についてのお話です。普及機っていっても、その下に「D50」が登場しましたので、準普及機というポジションになりました。
「D70s」はデジタル1眼の普及に大いに貢献した「D70」の後継機で、画素数は610万画素と変わらないものの、液晶が2インチに大きくなり、オートフォーカスの性能が向上、操作性の拡充、内蔵フラッシュの光量UPと、正常進化したモデルです。「D70」「D70s」の売りは何と言っても、相対価格の安さです。画素数的にはライバル機種のキャノン「EOS KissデジタルN」が820万画素になったので見劣りするのですが、普及機、入門機として素人が使用するのには十分な性能を持っています。そして何より安っぽくないのが魅力的。「EOS Kiss」がいかにも安い素材を使っていますと言わんばかりのチープさなのに対し、「D70」シリーズは素材こそプラスチックながら、上級機に負けない高級感を持ったデザインになっています。価格的にはほぼ同じなだけに、このデザインの差は大きいですよね。そしてもう1つの評価ポイントが標準レンズの優秀さで、「EOS Kiss」が安物のレンズをセットにしているのに対し、十分に単品レンズとして販売できるだけの性能を持ったレンズを標準にしています。実際、売価で4万円ちょっとするレンズで、けっこう売れているらしいです。で、レンズセットの「D70s」の見積もり価格は11万5000円。フラッシュを付けても14万円程度で、「20D」の半分近い価格です。「D70」は「D70s」の登場で一世代前のモデルになってしまったのですが、基本性能は同じで見積もり価格が8万円を切るぐらい。フラッシュを付けて10万円をちょっと超える程度ですので、はっきり言ってお買い得です。
で、欠点は無いのかというと基本的には無いのですが、個人的にはバッテリーパックのオプション設定が無く、縦撮りを機会が多い風見鶏には使いにくいことです。また、ボディがプラスチックなので、取材に持っていくには不安が残ります。アナログ機はボディの頑丈さが売りだったニコンですが、デジタル機ではキャノンの方が頑丈そうです。それにこれだけ普及していると、天邪鬼な風見鶏には抵抗が・・・・。仕事に持っていっていけるモデルでも無いですしね。売れるのが分かるだけに、難しいところですね。
明日はフジの「FinePix S3pro」についてです。
『デジタル一眼買おうかな・・・・・。その2。』
で、候補に挙がっている機種は全部で4つ。キャノンの「EOS 20D」、ニコンの「D70」「D70S」、フジの「FinePix S3pro」の4機種なんですが、キャノンが800万画素の中級機、ニコンが600万画素の普及機、フジが1230万画素(ハニカム)の中~上級機と3社ともにバラバラ。価格も最も安いニコンと、最も高いフジでは2倍ぐらいの価格差がありますからね。
キャノンの「20D」の魅力は頑丈なボディと豊富なレンズ・アクセサリー類。老舗のカメラ・メーカーとしての安心感です。連写速度、画質ともに文句無いでき。特にマグネシウム製のボディは安心感と高級感を提供してくれます。欠点は普及機の「EOS KissデジタルN」と画素数が同じで、10万円程度高いこと。普通に使う分には「Kiss」で十分。あとは付加価値と価格差の見極めですね。でも、あっちはやっぱり普及機のプラスチック製で見るからに安っぽく、あれを持って仕事(取材)にでかけるのは恥ずかしいです。せめてニコンの「D70」並みのルックス、質感があれば・・・・。ここはやっぱり「20D」の方が風見鶏には魅力的ですね。見積もり価格は17-85mmのEFレンズ、バッテリーグリップ、フラッシュ付きで24万6000円。バッテリーグリップを付けなければ23万円ですが、縦撮りが多い風見鶏にはバッテリーグリップは必要不可欠。レンズもデジタルと言うことでやっぱり広角17mmは欲しいところですから、こっちの高いほうのレンズセットを選ぶのがBEST。「Kiss」用はかなりできが悪いらしいです。
明日はニコンの「D70」と「D70S」についてです。
『デジタル一眼買おうかな・・・・・。その1。』
前々からデジタルの一眼レフカメラが欲しかったのですが、最近は益々欲しくなってきています。もともとカメラが好きなので、ずっと欲しかったんですよね。でも、デジカメって電気製品なので、モデルチェンジが早く、なんとなくタイミング悪く、勇気が無かったです。
フィルムの一眼レフの場合、中~上級機種さえ買っておけば、ほぼ一生モノです。でも、デジカメの場合、中~上級機種を買っても、1~2年後にはさらに高性能で安い機種が登場。完全に古くなってしまいます。ましてやコンパクトのデジカメの進化速度が速いため、数年たてば2~3万円で売っているカメラに負けてしまっているかも。ま~、単純に画素数だけで画質が決まるわけではなく、レンズやCCDの性能がありますから、簡単にコンパクトに一眼レフが負けるワケでは無いんですけどね。でも、同じデジタル一眼同士だと、後から出た普及機に中級機が負けるのは確実。ボディ剛性ぐらいしか勝っている部分が無い状況ですからね。実際、キャノンの1世代前の中級機『10D』と、出たばかりの普及機『KissデジタルN』を比べると・・・・。
って言うことで、これまで買い控えしていたワケです。ま~、子供が生まれてお金が無いのもありますが、逆に可愛い子供の写真をより綺麗に残したいですし・・・・。あと、仕事でも使いたいんですよね。ここ数日はカタログとにらめっこ状態です。
明日の「その2」に続く・・・・・。
『ブログ始めました。』
私、風見鶏と申します。
以前は車、映画、カレー関係のホームページを運営していたのですが、子供が生まれてからは全く更新する暇がなく、開店休業状態。これでは駄目だと言うことで、ブログで再開することにしました。
過去の風見鶏を知っている方はもとより、お初の方もよろしくお願いします。今回はできるだけ毎日、更新したいものですね・・・・。
で、簡単ながらも自己紹介をさせていただきます。
HN:風見鶏(かざみどり) 年齢:30歳 性別:♂ 家族構成:妻×1、子供×1
現住所:富山県某市(転勤でやってきて7年目に突入しました)
本籍:石川県金沢市
趣味:車、小説、マンガ、映画鑑賞、食べること、酒
車歴:ホンダ シビックMX→ホンダ プレリュードSiR→アルファ・ロメオ アルファ156・2.0TS→マツダ MPV・2.3エアロリミックス、日産 マーチ・コレット(妻の)